Tsogto, mon ami mongol -私のモンゴル人のお友達

Publié le par Emi Taya


5日ほど前から大学時代の友達。同じ学部でもなく短い時間しか共に過ごしたことないのですがお互い何か惹かれた友情関係の彼女遊びに来てくれました。彼女今では立派な六大学の教授。30年ほど音沙汰なくひょっとのことから通信取れこの土地まで。二人で一日中飽きることなくお喋りしています。田舎生活 自転車での散歩。今日は海老釣りにいつたのですが収穫なし。泥地の海で長靴がはまり込む事の繰り返しで可笑しいやら苦笑やら?子供の如く。
10年程前になるでしょうか。主人の仕事の関係でモンゴル人の給費生のお世話しました。Tsogtoo(   ツオクト) なかなか発音できなくトクトーと言ったりして子供達に随分からかわれたのですが。
彼初めて海を目にした時、これが大西洋。これが海。感嘆。絶句。一瞬 時の止まってしまった後 涙がはらはらと。其のきらめき落ちるしずくのみが唯一 時の止まってはいない事の証言。庭に積まれた石の塊を見ても思考深く腕を組み合わせながらじっと観察。溜息をつきながら又感動。モンゴルは高地 海はもちろん何もかも新世界。其の発見に一つ一つ酔っていました。他の3人の給費女子学生を伴い シベリア鉄道で3週間程費やして大陸横断。長い旅。彼女らはそれぞれフランスの異なった地方へと分散の後 彼もそれはそれは大きな2m程の長さもあるリュックを抱えて我が家にたどりつきました。
後は小さな手荷物。学校が始まり朝発ち夕方帰宅ですが話してみると昼食もせずバス代も出せなく歩いて帰宅の事判り翌日からは自転車で行くように お弁当も毎日持たせて家族の一員での生活始まりました。初めて主人が家の前の海に連れて行き水泳の手ほどきをした時モンゴル高原でさっそうと乗馬を楽しむ彼がおびえた子供の如く震えていたのが1ヵ月後には娘の雪と兄妹の如く楽しんで泳ぐようになりました。滞在の日が経つうちに彼の部屋がとてもきつい臭いするようになりそれが彼のリュックである事に気が付き でも中見る事もせずのある日。手の掌に何か乗せて私に食べてみる?と言います。部屋と同じ臭いのもの。乾パンと雌馬のお乳から作った固く凝固した凍り豆腐のような姿のチーズ。独特の味とてもリッチな物で食べずらいのですが おいしいわね と返事。
彼いわくフランス価格価値の異なる国でとにかく食べる物がなくてはとの思いで母親が持たせたようです。小さな手荷物だけが彼の見回り品。我が家で何も不自由なく食べ何の支出の心配のない事身にとって悟ったある日私に其の大きな袋の中身を捨ててくれる様に頼みました。もらった給費の額フランスでは微々なものでもモンゴルでの生活では巨額なもの。後の生活のために倹約との思いです。今長女が中国での生活語り今になって其の思い身に包まされます。
2月経過夏の終わり3人の女性のうちの1人が泊まりに来て最後の夏の日々を私たちと過ごしその後他の女性達とパリで集合故郷に発って行きました。別れの前に私に素敵なテーブルクロス差し出しながら。彼のお母さんが貴方の本当にお世話になった方に贈りなさいと託した作品。彼女3年掛けて刺繍したそうです。とてももったいなくて時々誰にもよごされない機会にテ-ブルにかけ心温まる時間過ごしています。
皆大学の先生を目指しての研修でした。現在皆きっと偉い大学教授なのでしょう。始めの2 3年は定期的な手紙あったのですが今では。でもまたひょっとして再会することあるのではないかと強く感じています。。
 
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K
過ごした時間の長さに関係なく何か惹かれあう友人は、会わなかった期間などみじんにも感じさせない変らない距離間が不思議ですよね。連絡をとらなくてもいつか必ず再開できたり、おしゃべりしてるとあっという間に時間が過ぎていったり。大切にしていきたい繋がりですね。
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