アッシパルマンティエ風

Publié le par Emi Taya



フランス人大好きなじゃが芋。南アメリカ ペルーが原産地。
16世紀に初めてフランスにお目見えしたのですが長いあいた毒で下品な食べ物として家畜の餌にしか使われていませんでした。18世紀後半になって薬学者のParmentier パルマンティエにより品質 生産方法改良その後 Orange royale 王室のオレンジといわれチュイルリー公園のながい散歩道にそって様々の花の中に植えていたそうです。

野菜を花壇の花と混ぜて植える庭造りは今とても流行っていますよね。野菜もハーブの花も美しい物ですし。花と野菜はお互いの美徳を分け合い害虫よけになりますしね。

話が外れました。我が家にもこよなくじゃが芋を好む者居ます。ことに長女。中国から帰宅したばかり。食べたい物は?と聞くとじゃが芋と答えるのです。ちなみに我が家にはいつも3種類のじゃが芋置いてあります。ピューレーやポタージュ用に使う良く崩れる物。蒸かしたりオーブン料理 ソテーに使う実の崩れない物。そして長いフライドポテトのできる大きなサイズの物。

今日は残っていたビーフシチュー利用してHachis Parmentier 風を作りました。(この料理の名前はもちろん貢献者の名にちなんだもの)どうして 風 というのかというと本来の作り方ではないからです。Hachiというのは挽くということポトフーをこしらえた後の残った牛肉を細かく刻みブラウンソースっで煮込みまずマッシュポテトを薄く引きお肉の入ったソースをその後に再びマッシュポテトをかぶせてグルイエールチーズを載せオーブンで熱々に焼き上げる物です。牛のひき肉使ってもよいですね。

ところで私は簡単にビーフシチューの肉を細かく刻みその上にポテトを絞っただけです。サンドイッチ状にはしませんでした。一つこつはというとマッシュポテト。じゃが芋はホクホクとしたでんぷん質の多い物 皮を剥いて蒸してください。茹でてしまうと水っぽくなります。マッシャーでつぶしバター混ぜるわけですが私は手元にほんの少ししかなかったので軽いライトの生クリームを入れました。バターより軽く仕上がります。にんにくの摩り下ろした物ナツメッグ 塩 胡椒。チーズも一緒に混ぜました。後は卵黄を刷毛で塗りオーブンにが私もアッシパルマンティエ 風です。

寒くなりました。少々カロリーの多いかな?と心配しますが必要なのでは?暖炉の前でオーブンから出てきた熱々の物フウフウ 最高です。大きくなった娘達いまだに大好き。昨日お友達の家で食事に呼ばれた次女。今朝出がけに今夜何食べたい?と聞いたらアッシパルマンティエ 長い事食べていないもの。 ですって。昨日食べちゃったよと答えたらそれはそれは怒りましたね。


Publié dans Viandes

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暖炉の前でふうふうしながら、食べるなんて!!!うらやましいです。日本の住宅は暖房設備が乏しく寒いので、暖炉の近くで夕食を取るのは夢のような話です。憧れです。
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